二股、不倫、恋が実らない、結婚出来ない。

私にはきっと縁がないんだわ・・・

私を好きになってくれる人なんていないんだ・・・

どうせ無理なんだから、期待するのをやめよう・・・

そんな風に思った事はないでしょうか?

恋愛も結婚も、必ずしないといけないものではありません。

仕事でも、趣味でも、遊びでも、熱中するものがあるかもしれませんし、あなたにとって、本心から「今は必要ない」と思うのなら、それでいいのです。

ですが、本当は欲しいのに、「どうせ手に入らないから・・」と言い訳にしているのなら、向き合ってみる価値はあるかもしれませんよ?

人生は、1度キリですからね。

諦めてしまいたくなる理由

二股とか不倫とか、第三者が現れてくる事象も

いつも恋が実らない人も、心の中に、

「私は2番手である…」

「私は誰かの1番にはなれない…」

というような思い込みが存在している事があります。

このような思い込みがいつ作られたのは、いつか・・・というと<過去>です。

そして、その思い込みが今も存在しているのは、過去を許せていなかったり、手放せていないからなのです。

人は、<過去>の延長線上に、<今>がある。と思っています。

ですから、過去の出来事が自分の中で許せていない時、<過去の続きなんだから、今も同じに違いない>と思うわけです。

実際は、<過去>と<今>で違っている事がたくさんあります。

様々な体験を重ね、新しい経験を通し、知識・感覚・感情を得た結果、それを身にして成長する度に、過去の経験を見直したりする事はたくさん起きています。

出来なかった事が当たり前に出来るようになる事もありますよね?

苦手だった料理が、やってみたら楽しくなったり、

ペーパードライバーが運転が好きなったり。

それなのに、何故だか、今も同じに違いない!と頑なに信じてしまっている訳です。

では、あなたが過去の何が許せていないかというと、

①「親」が許せない。

②「1番の人」が許せない。

③「自分」が許せない。

この3つのどれかに当てはまる事がほとんどです。

①は、親を許したくない人です。

あなたを一番に見てくれなかった、母親や父親の事が許せないのです。

今はそれが、自分を愛して欲しい存在(彼やパートナー)に当たります。

②は、自分を差し置いて1番になっている人が許せない人です。

例えば、あなたは姉兄である場合、妹弟が生まれ後、両親の愛が全て彼らに向いてしまったように感じ、「わたしは2番手なんだ…」という思い込みが作られたというケースです。

そんな思いを今も抱えている場合、一番に見てもらえている人を許せないと感じるのです。

③は、自分が許せない人です。

2番手である自分を、認めたくないし、許せないのです。

だから、今も継続して2番手になって、「許せなくて認めることができない自分」を作ってしまうのです。

いずれの場合にしても、すべて過去の出来事が根っことなっています。

今だけをなんとかしようとしても、それは雑草の上だけを刈り取るのと一緒で、根っこがあればまた生えてきます。

だからこそ、根っこを処理するのがとても大切なのです。

一番になるのを叶える方法

それは、過去を許していく事です。

例えば、

①「親」が許せない場合、親が完璧に子育て出来なかった事を、大人の今のあなたが許してあげる事です。

あなたが小さいころのお父さん、おかあさんの年齢は、今のあなたとそんなに変わらないかもしれません。

時代が違いますから、お母さんが子供の世話、家の事、一人で抱えていたかもしれません。

そんな中、お母さんは精一杯やってくれていたけれど、どうしても小さな子供に手がかかって、心の余裕が無く、弟や妹と比べたら長子であるあなたが大きく見えてしまい(本当はまだ子供なんだけれど・・・)、ついつい大丈夫だろうと構う時間が減ったかもしれません。

そんな風に、第三者の目線で、一度見直して様々な可能性が見えてくると、今まで考えてもみなかった事が思い浮かぶ余白が出来るのです。

すると、許せないぃ~~~~!くやしい~~~~!という怒りの感情に溺れていたあなたですが、大人の1人の人間として見直す事で、新たな解釈を与え、親の事を「親も人だもんね・・」と理解出来る部分が見えてくるのです。

あとは、イメージの中で、子供の時のあなたを、今の大人のあなたが可愛がることです

抱っこしてあげてもいいし、遊んであげてもいい。

そして、大人のあなたが新しく解釈した親の事を、子供のあなたが分かるように説明してあげるのです。

「あなたの事も大切で大好きだったんだけど、弟が小さすぎて何も出来ないから、どうしても目が離せなかっただけみたい」というように。

ふっと過去への感覚が緩みはじめると、許せないという感覚は次第に溶けていくでしょう。

過去を許せないから、今を許せなかったあなたが、過去を許せるようになると、今も許せるようになり、現実も変化していくのです。

ぜひ参考にしてみてくださいね。